【画像中心】そごう徳島店が閉店。閉店時の様子

2020年8月31日19時30分。そごう徳島店が37年間の歴史に幕を閉じました。

閉店を見守ろうと訪れた500名ほどの方が集まりました。時間になったら自動シャッターが降りていき、お辞儀をした店長、スタッフさんたちを皆で見守りました。

盛大な拍手と「ありがとう~」の声に包まれながら、そごう徳島店が閉店しました。

閉店時、そごう徳島閉店の瞬間

閉店時の瞬間の様子。

コロナ禍ということもあり、特に挨拶・セレモニーは行われず。19時30分になったら、店長さんをはじめとした従業員の皆さんが整列して最敬礼。

その中をシャッターが時間をかけて降りていき、盛大な拍手と「ありがとう~」という声掛けが発生しました。

集まった人の中には、元従業員の方やお店に思い入れのある方も多かったようで、涙ぐむ方もアチラコチラで見られました。

シャッターが閉まった直後には、群衆の一角から歌が歌われました。『栄冠は君に輝く』の替え歌のようでした。

閉店時刻は、およそ1000人ほどの人が見守りました。スマホのパノラマ機能で撮影しましたが、実際にはまだまだ見えないところに一杯いたんですよ。

閉店直後から、お店は次の準備に…。ネオンも消える

余韻に浸っている方もいる中、すぐにシャッターのロゴが剥がされたりと、次への準備も始まったそうです。

ネオンも消え、徳島から百貨店がなくなりました。

ネオンが…
消えた…

課題は山積み、そごう後をどうするか

現在のところ、紀伊国屋書店や無印良品などテナントは営業を続行するそう。

しかし、中核テナントが空きのままではいずれ、歯抜け状態のクシのようになり、既存テナントの撤退も進んでいってしまうでしょう。

中核テナントが埋まったとしても、その場しのぎだったりすると、また数年後に同じことが繰り返されてしまう可能性が高くなります。

地方の駅前の衰退は、徳島に限らず多くの地域で課題となっております。

そごうの入っていたビルは権利関係も複雑で一筋縄ではいかなさそうですが、皆で知恵を出し合って立て直す意識をもたないと難しいでしょう。

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