長崎県の島原市と市防犯協会は2学期始業式を迎えた1日、市内で「子どもを守るパトロール防犯交通安全啓発活動」を実施し、地域を挙げた児童生徒らの見守りと立哨活動に当たった。
2001年10月に諫早市で起きた女児誘拐殺害事件を踏まえ、02年から夏休みシーズンに合わせて毎年取り組んでいる。島原文化会館(城内1丁目)前で出陣式をした後、参加者は近くの市立第一小校門や通学路などで、登校する児童らに声を掛けて見守った。
一方、雲仙市立愛野小の通学路でも同日、雲仙署員や雲仙地区少年補導員、防犯ボランティアの計約20人が児童の見守り活動を実施した。新型コロナ禍の中、マスク姿で交差点などに立ち、「おはよう」などと声を掛け、児童たちも元気にあいさつを返した。
2学期スタート 地域挙げ見守り 島原、雲仙で防犯活動
- Published
- 2020/09/01 23:42 (JST)
- Updated
- 2020/09/02 18:15 (JST)
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