長崎市は1日、新たに市内の年齢・性別非公表の医療職1人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者数は計232人になった。
市によると、8月17日に感染が判明した長崎みなとメディカルセンターの50代女性医療職の濃厚接触者。勤務先は別の医療機関。症状はなく、自宅療養している。
また、同27日に感染が分かった市内の医療機関に勤める50代女性事務職員について、院内の接触者計258人の検査を終え、全員の陰性が確認された。職員の感染を公表していた道ノ尾病院は結果を受け、休止していた外来診療などの一部を1日から再開。今後、段階的に受け入れを拡大する。
8月25日に皮膚科の非常勤医師の感染が確認された壱岐市の光武内科循環器科病院は1日、接触者ら304人の陰性を確認したと発表。7日から皮膚科を除き診療を再開する。