杉澤西海市長 再選出馬へ 来年4月11日告示、18日投開票 市議選も

杉澤泰彦氏

 西海市の杉澤泰彦市長(68)は1日、長崎新聞社の取材に対し、任期満了(来年4月30日)に伴う同市長選に、再選を目指し無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選で態度を明らかにしたのは杉澤氏が初めて。4日から開かれる定例市議会で正式表明する見通し。
 杉澤氏は「若者の地元定着や農水産品のブランド化、洋上風力発電の誘致、大島の工業団地整備などの政策に引き続き取り組み、西海市のポテンシャルを伸ばしたい」と理由を述べた。
 杉澤氏は旧西彼崎戸町出身。早稲田大卒。崎戸町議を経て、5町合併による新西海市が発足した2005年から16年12月まで市議を務めた。17年4月の市長選で初当選した。
 一方、同市選管は1日、市長選と市議選(定数18)の日程を来年4月11日告示、同18日投開票と決めた。
 有権者数は2万3228人(男1万1260、女1万1968)=1日現在、市選管調べ=。

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