カージナルスが23安打16得点で大勝 秋山3打数無安打で打率.189

【カージナルス16-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

カージナルスはレッズ先発のソニー・グレイを1回途中6失点でノックアウトするなど試合序盤から打線が爆発し、16対2で大勝。1番のコルテン・ウォンは4打数4安打2打点、4番のブラッド・ミラーは6打数4安打7打点の大暴れだった。カージナルス先発の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が5回無失点で今季2勝目(0敗)。グレイは今季2敗目(5勝)を喫した。

メジャー記録の「40先発連続被安打6以下」を継続中のグレイにカージナルス打線が襲いかかった。ウォン、トミー・エドマンの連打とポール・ゴールドシュミットの四球で無死満塁のチャンスを作ると、ミラーのタイムリー二塁打で2点を先制。二死後、デクスター・ファウラーとウォンがそれぞれ2点タイムリーを放ち、ヒット5本、四球3つ、6得点の猛攻でグレイを早々にノックアウトした(被安打5のグレイは記録継続)。

2回表にミラーの3号2ラン、3回表にエドマンのタイムリー二塁打で追加点を奪い、5回表にはミラーとヤディアー・モリーナのタイムリーで2点を追加して大量11点をリード。その後もミラーのこの試合2本目の一発となる4号2ランなどで得点を重ね、16対2の大勝となった。

ミラーの1試合7打点は指名打者としての球団新記録。また、カージナルス先発の金はメジャー最初の4先発での防御率が0.44となり、これは防御率が公式記録となった1913年以降、左腕としてはフェルナンド・バレンズエラ(0.25)に次ぐメジャー史上2位の好成績となっている。

レッズの秋山翔吾は「8番・センター」で先発出場し、レフトフライ、レフトライナー、セカンドゴロで3打数ノーヒット。8回表開始時の守備交代でベンチへ退いた。今季の打率は.189、OPSは.516となっている。

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