メジャー史上初 同じ日に3選手が2本塁打以上&6打点以上

日本時間9月2日は各地で乱打戦が展開され、ブレーブスのマーセル・オズーナとジャイアンツのアレックス・ディッカーソンが1試合3本塁打を記録。一方、カージナルスのブラッド・ミラーは2本塁打を含む4安打7打点の大活躍を見せ、同じ日に異なる3人の選手が1試合2本塁打以上かつ6打点以上を記録するのはメジャーリーグ史上初の出来事となった。

レッドソックスに10対3で大勝したブレーブスは「3番・指名打者」で先発出場したオズーナが9号2ラン、10号ソロ、11号3ランと3本塁打を放ち、5打数3安打6打点の活躍。自身初の1試合3本塁打を達成し、ナショナル・リーグの指名打者が1試合3本塁打を記録するのは史上初、またナ・リーグの選手がレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで1試合3本塁打を記録するのも史上初の快挙だった。

ロッキーズに23対5で大勝したジャイアンツは「2番・レフト」のディッカーソンが5号ソロ、6号2ラン、7号3ランを含む6打数5安打6打点の大活躍。3本塁打のほかに二塁打を2本放ち、1試合16塁打は球団タイ記録、1試合5長打は球団新記録(メジャータイ記録)となった。また、ジャイアンツはドノバン・ソラーノとブランドン・クロフォードも6打点を記録し、同じ試合でチームメイト3人が6打点を記録するのはメジャーリーグ史上初の快挙となっている。なお、同じ日に2人の選手が1試合3本塁打を記録するのは日本時間8月23日(ホワイトソックスのホゼ・アブレイユとパドレスのトレント・グリシャム)以来である。

レッズに16対2で大勝したカージナルスでは「4番・指名打者」のミラーが3号2ランと4号2ランを含む6打数4安打7打点の大暴れ。カージナルスの指名打者による1試合7打点は球団新記録となり、メジャーリーグ全体で同じ日に異なる3人の選手が1試合2本塁打以上かつ6打点以上をマークするのも史上初めてのことだった。

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