キャンプ「自粛」せず 「密」避け例年並み

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 「3密」を避けて楽しめる安心感などを背景に、石川県内のキャンプ場が、早くも10月の予約が入るなど、にぎわいを見せている。新型コロナウイルスの感染拡大で観光業界などが冷え込む中、関係者は「コロナ禍でも利用があるのはありがたい」と歓迎している。

 白山市の白山ろくテーマパーク白山吉野オートキャンプ場では、すでに日によっては10月まで予約が入っている。8月は、最大約50組が利用できるテント区画が満員になる週末が多く、担当者は「『密』を避けるためか、バーベキュー用スペースではなく、テント区画を日帰りで使う人もいる」と話した。

 テント用のサイト42区画、ログハウス9棟を備える津幡町の県森林公園三国山キャンプ場でも、9、10月の週末は予約で埋まった。担当者は、8月の利用数は昨年を上回る勢いがあったとし「キャンプでゆっくりしようとする人が増えたのだろう。アウトドア人気を感じる」と喜んだ。

 一方、例年は林間学校などでの利用が多い金沢市の医王の里オートキャンプ場は、宿泊行事が新型コロナの影響で中止となり、客入りが伸び悩んでいるという。担当者は「8月の連休は8割ほど埋まったが、個人客は少ない。感染対策で利用できる区画を半分に減らしている影響もある」と話した。