新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で2日、新たに10歳未満～80代の男女76人の感染が確認され、50人が感染経路不明という。
横須賀市では、8月30日に海上自衛隊横須賀基地を出港した護衛艦「むらさめ」乗組員の20代男性の感染が判明し、経路は不明。乗組員全員がPCR検査を行い、男性隊員以外は陰性だった。濃厚接触者は17人で経過観察中という。
藤沢市立中学校に通う10代の女子生徒の感染も確認され、生徒39人、担任教員1人に対しPCR検査を実施。同校は2、3の両日、臨時休校となった。
教員2人が感染した横浜市立小学校では新たに、男児の陽性が判明。市は3日に全校児童と教職員にPCR検査を行い、結果が出るまで臨時休校を続ける。同市内の80代男性は店員1人が感染した市内のカラオケスナックを利用。市は店員ら約10人を検査する。
川崎市でも川崎区に住む市立小学校の女子児童の感染が確認された。
黒岩祐治知事は2日の会見で、県内の感染者数が5千人を超えたことについて「感染者数からすれば重症者、死者はぎりぎり抑えられているという印象。7月末でピークを越えたと言われているが、県内も確実に下がってきている状況ではない。まだ予断は許されない」と述べた。
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日本郵便南関東支社は2日、大和郵便局に勤務する集配担当者1人の感染が確認されたと発表。消毒作業を実施し、3日に業務を再開する。
相模原市は2日、在日米陸軍関係者1人が感染したと報告を受けたと発表した。
