台風10号は今後、特別警報級の勢力まで発達し、6日(日)から7日(月)にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがある。

台風10号発達中　暴風域を伴う

　フィリピンの東にある台風10号は、暴風域を伴って、強い勢力で西北西に進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートルだ。 　

　沖縄地方では台風10号の接近により、風が次第に強まり、あさって5日(土)から6日(日)にかけて暴風の可能性がある。あわせて、あす4日(金)から6日(日)にかけて警報級の高波となるおそれがある。

　また、南西諸島から西日本、東日本太平洋側の広い範囲でも、5日(土)から7日(月)にかけて、警報級の高波となるおそれがある。

週末は大荒れの可能性　平日のうちに対策を

　台風の動向によっては、週末、沖縄地方奄美地方から四国で大荒れの天気になる可能性がある。

　平日のうちに、軒下の整理や、飛ばされそうなものの固定などの対策をしたい。あわせて、避難所の場所や最新情報の確認など、いざという時の準備も忘れないようにしてほしい。