台風9号離れても影響残る 太平洋側で激しい雷雨

きょう5時現在、大型で強い勢力の台風9号の中心は朝鮮半島にあり、九州北部地方から雨雲は離れつつあります。しかしながら、きょうも日本への影響は残ります。
九州北部はきょう朝にかけて暴風やうねりを伴った高波に、昼前にかけて高潮に警戒が必要です。
また、台風から離れた場所でも油断はできません。台風からもたらされる湿った空気が流れ込む影響で、東・西日本の太平洋側を中心に非常に激しい雷雨となる所がありそうです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒をお願いします。
そして暑いです。全国的に30℃を超える所が多く、特に日本海側では35℃を超える猛烈な暑さになるでしょう。

気象予報士・寺本 卓也

画像について:3日の天気予報。

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