コロナの逆境楽しむ「マスクコーデ」「落書きホテル」

新型コロナウイルスの感染が続く状況を逆手に取って楽しもうというサービスが登場しました。

新型コロナ対策として日常生活に欠かせないものとなったマスクを「どうせ毎日着けるならコーディネートの一部として楽しんでほしい」と、自分に似合うマスクを選ぶことができる展示会が9月4日から3日間限定で開催されます。東京・渋谷区神宮前の会場には3000点を超える個性的なハンドメードマスクやケース、アクセサリーなどがずらりと並んでいます。

会場では自分の服装や好みに合わせたマスクを選んでもらうこともできます。マスクを選んでくれるのはこれまで100万点以上のマスクをチェックし「マスクコーデ」を企画・提案してきたスペシャリストです。

また、5日(土)限定で、会場で見つけたお気に入りのマスクにイニシャルの刺しゅうをしたりワッペンを付け、より自分らしくカスタマイズできるコーナーもつくられます。

一方、港区赤坂にあるホテル「インソムニア赤坂」では、宿泊した部屋の壁ならどこでも「落書きし放題」というサービスが始まっています。部屋にはペンキやスプレー、クレヨンなど落書きグッズが用意されていて、持ち込みも可能です。担当者は「9月22日に閉館するので、コロナ禍でも楽しんでもらえるプランを考えた。お出掛けできずにストレスがたまっていると思うので、発散してもらえれば」と話しています。

期間はホテルが閉館する9月22日までで、一度落書きされた部屋は宿泊できなくなるため、早い者勝ちです。料金は1部屋当たり1泊1万4000円からで、真っ白な壁のキャンバスでコロナストレスを発散できます。

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