台風10号 猛烈な勢力で6日に沖縄の大東島地方へ

非常に強い台風10号は、発達しながら北上して特別警報級の勢力で 6日(日)未明から明け方にかけて沖縄の大東島地方にかなり接近し、記録的な暴風となるおそれがあります。

台風慣れしている沖縄の大東島地方でも、これまで経験したことないような風が吹くかもしれません。

台風が沖縄付近に接近したあとも特別警報級の勢力を維持したまま北上を続け、6日(日)から7日(月)にかけて奄美地方・九州に接近または上陸するおそれがあり、広い範囲で甚大な影響を受ける可能性があります。

台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮などに最大級の警戒が必要です。

沖縄では外出はしない、これから台風が接近する地域では早めの台風対策をお願いします。

5日(土)は、関東から西の太平洋側では台風からの湿った空気が流れ込み、断続的に雨でしょう。
また、前線の影響を受ける北海道でも大雨に警戒して下さい。

気象予報士・崎濱 綾子

画像について:5日午前9時の予想天気図。

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