【MLB】大谷一問一答 一塁守備は「新鮮な感じ」「外野はやれるとは思っているけど…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

今季中も守備に就く可能性「いける状況にはして欲しいと」

■エンゼルス – アストロズ(日本時間5日・アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地のアストロズ戦で「4番・指名打者」で先発出場する。試合前にはオンライン会見に応じ、外野と一塁での守備練習について「いつとは言われていないが、いけるような状況にはして欲しいと言われている」と明かした。

大谷は8月3日(同4日)に右屈曲回内筋群の損傷と診断され、投球再開まで4~6週間。今季中の投手復帰は絶望的となったが、試合前練習では外野や一塁での練習を行っている。米メディアの取材対応では日本ハム時代の外野守備を振り返りつつ、今後への意気込みを語った。

――守備練習をしている。
「いつとは言われていないが、いけるような状況にはして欲しいと」

――投げる方はどんな状態か。
「トレーニングを始める状態。投げるのはその後だと思いますけど」

――打席での感覚は。
「良くなるように毎日毎日頑張っています」

――守備練習の楽しみは。
「一塁は経験はないので、新鮮な感じはすると思います。ゲームになったらそんなに余裕はないと思いますけど」

――来季以降は投球したいと思っているか。
「投げたいなともちろん思っています」

日本ハム時代はなぜ守ること辞めたか?「下手だったんじゃないですか」

――日本ハムは外野を守っていた。なぜやめたか。
「なんでですかね。下手だったんじゃないですか」

――右前腕で違和感はないのか。打席の中で気になることは。
「打撃ではないですね。走塁もそうですし。投げてないのでちょっと分からないが、今のところは問題ないと思います」

――対左腕との対戦については。
「特に右左関係なく。そんなに結果も出ていないので、あんまり左投手だからとは考えてないです」

――外野をすぐ守れる感じはあるか。
「やれるとは思ってますけど、実戦と練習は違いますし、精一杯やりたいと思っています」

――投げられない状態。捕球のタイミング、打球の読み、フットワークを意識しているのか。
「そうですね。それしかやることないですし」

――同期のフレッチャーの打席から学べることは。
「コンタクト率も高いですし、ボールの見極めもすごいいい打者だと思うので。勉強になることもあるかなと。ただタイプも違うので、僕がフレッチのような打撃をすればいいかといえば、そうではないので。やれることも違うし、役割も違うのかなと思います」(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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