商品券残余分の追加販売を要請 諫早商議所、市商工会

残余商品券の追加販売を要請する諫早商議所と市商工会の代表=諫早市役所

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う諫早市の経済対策「いさはや地域振興商品券」について、販売などの事業主体の諫早商工会議所(黒田隆雄会頭)と市商工会(中嶋一也会長)は4日、今月末の販売終了時、売れ残った場合、希望する市民に追加販売するよう、市と市議会に要望した。
 商品券(1冊5千円)は30%のプレミアム付き。両団体は、総額約26億円に上る商品券発行の経済効果を最大限に生かせるよう、残余分の商品券を追加販売するよう働き掛けた。
 市役所で要望書を受け取った宮本明雄市長は「まず、期限内に完売することに全力を傾けたい。公平性を確保しながら、どのような(追加販売)方法が可能か、検討したい」と述べた。

© 株式会社長崎新聞社