安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選で本命視される菅義偉官房長官(衆院神奈川2区)が5日、横浜市中区のホールを訪れ、集まった同党県連の女性局や青年局のメンバーら約120人を前に出馬の決意を語った。菅氏が公の場で地元・横浜入りするのは出馬表明後初めて。
ピンク色のTシャツを身に着けた県連女性局のメンバーらに迎えられた菅氏は、会場から大きな拍手を浴び、顔なじみを見つけては相好を崩した。
マイクを握ると「とんぼ返りですが、皆さんの顔を見に来ました。ここに来ると、いろんな思いが次から次へと走馬灯のように浮かんでくる」と感慨に浸った。8日の告示に向けては「横浜の市会議員だったことを誇りに、皆さんの期待に応える思いで一生懸命頑張りたい」と頭を下げた。