寺島進の「ドクター彦次郎」第5弾が放送。事件も恋も大波乱!!

テレビ朝日系では9月13日に、寺島進主演による「ドクター彦次郎5」(午後9:00)を放送する。同作は、京都を舞台にタコ焼き屋台店主から転身した異色の人情派ドクター・大藪彦次郎が、医師ならではの目線で事件の謎を解く人気ミステリーのシリーズ第5弾。2015年10月に「土曜ワイド劇場」枠で第1作を放送して以来、好評を博してきた。

主人公の彦次郎は、こわもてな上にガラッパチな言動が災いし、初対面の人物にはまず医師だと信じてもらえないものの、その腕は超一流。人間の持つ自然治癒力を大切にする彦次郎は、診察はもちろん、悩み事相談や夫婦げんかの仲裁まで、患者の問題にとことん真剣に向き合い、街の人々から“彦ちゃん”と呼ばれて親しまれている。

今回も、寺島のほか、戸田恵子、宇梶剛士、鷲尾真知子、ビートきよし、黒谷友香ら充実のレギュラーメンバーが集結。息の合った演技を見せているほか、矢田亜希子、小堺一機、山下容莉枝ら多彩なゲストたちが新たな風を吹き込み、涙あり笑いありのヒューマンミステリーを作り上げる。

また、主人公が医療に携わっていることもあり、新型コロナウイルスとともに生きる、現在の生活様式を物語に反映。彦次郎は“和柄”の手作り布マスクを身に着け、遠隔診療にもトライ。彦次郎だけでなく、ほかの登場人物もマスクやフェイスガードを着用していたり、早朝太極拳のシーンでは青空の下、参加者がソーシャルディスタンスを保つ姿も描かれたりと、ウィズコロナ時代の新たな日常を丁寧に描いている。

遺伝子学の権威である医大教授が毒殺される事件が発生。第一発見者であり、被害者と共同研究を行ってきた超エリート医学博士・花井舞香(矢田)に疑惑が集中する。被害者が絶命する直前、現場に駆けつけたことから、彦次郎はまたしても事件に首を突っ込むことに。最先端の遺伝子検査のデータを重視する舞香と、まずは目の前の患者の訴えに耳を傾けるべきという昔ながらの医療方針の彦次郎は激しく対立。しかし、舞香に意外な過去があることが判明し、2人は急接近!? 彦次郎となじみの旅館女将・小川志乃(黒谷)や、志乃に片思い中の京都府警刑事・後白河孝麿(宇梶)との関係も微妙に変化していく。その後、さらなる事件も起きて、なんと彦次郎が殺人の容疑者になってしまう。

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