トラウト300号 アデル逆転サヨナラ打 大谷は3打数1安打1打点

【アストロズ9-10xエンゼルス】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは点の取り合いとなったシーソーゲームを制し、アストロズとのダブルヘッダー第1試合に逆転サヨナラ勝ち。2点ビハインドの7回裏にジャスティン・アップトンのタイムリー二塁打で1点差に迫り、新人ジョー・アデルが一塁線を破るライトへのタイムリーを放って二者が一気に生還した。

初回に大谷翔平のタイムリーで先制したエンゼルスだったが、先発のグリフィン・キャニングが4失点。しかし、3回裏にマイク・トラウトが球団新記録となる通算300号アーチ(今季15号2ラン)を放って1点差とし、4回裏にはアデルに3号ソロが飛び出して4対4の同点に追い付いた。

5回表に2点を勝ち越されたものの、その裏にアップトンが5号同点2ラン。6回裏にはアンドレルトン・シモンズのタイムリーでリードを奪った。ところが、7回表に5番手のフェリックス・ペーニャが3失点。敗色濃厚かと思われたが、7回裏にトラウトと大谷の連続四球でチャンスを作り、そこから劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。

セーブに失敗したペーニャは打線に助けられ、今季3勝目(0敗)をマーク。アストロズ5番手のエノーリ・パレイデスは7回裏無死一・二塁のピンチでマウンドに上がり、エンゼルスに逆転サヨナラを許して今季2敗目(1勝)を喫した。

「4番・指名打者」で先発出場した大谷は、1回裏二死二塁の第1打席でレフトへの先制タイムリーを放ち、その後はレフトフライ、セカンドゴロ、四球で3打数1安打1打点。今季の打率は.193、OPSは.669となった。

© MLB Advanced Media, LP.