レッズ・スアレスが3本塁打の大暴れ 秋山は2打数無安打2四球

【レッズ6-2パイレーツ】@PNCパーク

レッズはエウヘニオ・スアレスが自己最多の1試合3本塁打、自己最多タイの1試合5打点を叩き出す大活躍。タッカー・バーンハートにも一発が飛び出し、チーム全体の6安打のうち4本が本塁打となってパイレーツに6対2で勝利した。レッズ3番手のアミール・ギャレットが今季初勝利(0敗)。パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは今季6敗目(1勝)を喫した。

昨日の試合が終わった時点で、レッズは今季の総得点の60.1%を本塁打で叩き出し、これはメジャー1位の数字。今日のパイレーツ戦では、全6得点を本塁打で叩き出し、その数字を実証するような展開となった。

3回表先頭のバーンハートの3号ソロで先制すると、一死一・三塁からスアレスが10号3ラン。3回裏にグレゴリー・ポランコの犠飛、4回裏にジェイコブ・ストーリングスの2号ソロで1点ずつを失い、2点差に迫られたが、6回表にスアレスが11号ソロ、8回表にもスアレスが12号ソロを放ち、パイレーツを突き放した。

開幕から16打数連続ノーヒットに終わるなど、不振に苦しんでいた今季のスアレスだが、ここにきて急激に調子を上げており、直近15試合で8本塁打を量産。シーズン序盤の不調が響き、打率は.209に過ぎないが、12本塁打、長打率.515、OPS.829などまずまずの数字が並ぶようになってきた。逆転でのポストシーズン進出のためには、今後も主砲の活躍が必要不可欠だ。

レッズの秋山翔吾は「7番・レフト」で先発出場し、四球、サードゴロ、四球、サードフライで2打数ノーヒット。第3打席の四球のあとには今季4個目の盗塁を決めた。今季の打率は.196、OPSは.554となっている。

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