![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/675280610436072545/origin_1.jpg)
グループ・ルノーは、2021年からF1チームの名称を『アルピーヌF1チーム』に変更して参戦することを、9月6日に発表した。ルノーはコンコルド協定の下、マニュファクチャラーとしてF1に参戦し続け、『アルピーヌF1チーム』のマシンにはルノーのパワーユニットが搭載されることを同社は明らかにしている。
新たなCEOルカ・デメオ氏が社の体制変更に取り組むなか、現在A110スポーツカーを製造するアルピーヌブランドのプロモーションのため、F1チームにその名称がつけられることになった。アルピーヌは過去にル・マン24時間レースやラリーに参戦したことでも知られている。
名称変更に伴い、2021年型F1マシンのカラーリングは、現在のイエロー&ブラックからフランスのナショナルカラーであるレッド、ホワイト、ブルーに変更されるものと考えられている。エンストンのファクトリーが製造するシャシーの名称はアルピーヌになるものの、ビリー・シャティヨンのファクトリーが製造するパワーユニットにはルノーの名称が残る。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/675280620960318561/origin_1.jpg)
ルノーは2016年にF1ワークスチーム活動を再開、F1の頂点への復帰を目標に、取り組みを続けている。2021年のドライバーはすでに、2度の世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソと、フランス出身のエステバン・オコンに決定している。