大型で非常に強い台風10号は、7日の午前中にかけて勢力を維持したまま九州付近を北上していきます。記録的な暴風、高波、高潮、大雨のおそれがありますので最大級の警戒が必要です。
猛烈な風より、九州では一部の住家が倒壊するおそれもあります。頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなどして暴風に厳重に警戒してください。
また、台風が接近する地域では記録的な大雨となり、国管理河川のような大河川でも氾濫するおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも最大級の警戒が必要です。
台風が離れていく8日(火)以降も、近畿や東海を中心に雨の降りやすい状態がつづきそうです。