【シンガポール】電力SP、EV充電技術の欧州社に出資[公益]

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SPグループは、EV充電設備ソリューションを提供するTMHに出資した(TMH提供)

電力・ガスの供給を手掛けるシンガポール政府系企業のSPグループは、電気自動車(EV)充電設備に関するソリューションを提供する欧州企業、ザ・モビリティー・ハウス(TMH)に出資した。シンガポールのEV充電環境の整備と、再生可能エネルギーの利用を促進するのが狙いだ。出資額などの詳細は明らかにしていない。

TMHは2009年設立。EV充電時の出力を必要に応じて自動で調整するスマート充電技術「V1G」や、電力網全体の需給バランスを調整するために、EVから充電設備を通じて電力網に電力を供給する技術「V2G」を有している。ドイツ・ミュンヘンのほか、スイス・チューリヒ、米カリフォルニアに拠点を持つ。

SPグループは、シンガポール国内でEV充電設備を運営。TMHと提携し、V1G、V2G事業の展開を試みる。

同国では気候変動対策として、40年までにガソリン車など内燃機関自動車を段階的に廃止することが決まっている。SPグループは、今後EVの普及が加速するとみて出資を決めた。