JAL、パイロット訓練を活かした無人航空機オペレーター人財育成プログラム「JAMOA」開始

日本航空株式会社(以下:JAL)は、2020年10月5日より、パイロット訓練ノウハウを活かした無人航空機オペレーターの人財育成プログラム「JAL Air Mobility Operation Academy(以下:JAMOA)」を開始する。

ドローンをはじめとする無人航空機は、新たな生活様式への対応や新型コロナウイルスの感染リスク低減に向けた取り組みでの活用が期待されており、今後、無人航空機のオペレーターは、安全運航を実現する技術と、リスクを事前に察知し、回避する高い安全意識がこれまで以上に求められるという。

JAMOAの座学カリキュラムでは、現代の航空機事故や不安全事象における主な要因であるヒューマンエラーの防止に効果的な、最新のパイロット訓練ノウハウを応用したプログラムを提供する。無人航空機の産業利用に必要な操縦技能や活用技術などの「Technical Skills」を学べるコース、認知力・判断力・コミュニケーション力といった「Non-Technical Skills」の能力向上を図る3つのコースを用意し、無人航空機を安全に管理・運航できる人財の層を厚くしていくことを目指していくとしている。


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