パイレーツが逆転サヨナラ勝ち レッズ・秋山は守備のみ出場

【レッズ2-3xパイレーツ】@PNCパーク

メジャー最低勝率に沈むパイレーツがレッズのクローザー、ライセル・イグレシアスを攻略し、逆転サヨナラ勝ちを収めた。1点ビハインドで迎えた9回裏に3連打で同点。一死後、エリック・ゴンザレスがライトへの犠飛を放ち、三塁走者のコール・タッカーがサヨナラのホームを踏んだ。

タッカーが「投手陣が頑張ってくれた日は試合に勝たなければならない。今日のようにね。ゴンザレスの犠飛で投手陣の頑張りに報いることができて本当に良かった」と語ったように、勝利の立役者となったのはレッズ打線をわずか3安打に封じた投手陣だった。

先発のチャド・クールは3回表にニック・カステヤーノスに12号先制2ランを浴び、3回2安打2失点で降板したものの、2番手のジェフ・ハートリーブは2回1安打無失点の好リリーフ。3番手以降の4投手(サム・ハワード、クリス・ストラットン、ニック・ターリー、リチャード・ロドリゲス)はいずれも1イニングを無安打無失点に抑え、レッズに追加点を許さなかった。

打線は3回裏二死二塁からブライアン・レイノルズのタイムリーで1点を返したあと、無得点が続いていたが、8回裏に一死一・二塁のチャンスを作り、イグレシアスの登板を前倒しにさせたことが功を奏した。このチャンスは生かせなかったものの、回を跨いで2イニング目に突入したイグレシアスに3連打を浴びせて同点。一死後、ゴンザレスが犠飛を放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。

パイレーツ6番手のロドリゲスが今季初勝利(2敗)をマークし、イグレシアスは今季3敗目(2勝)。なお、レッズの秋山翔吾は8回裏からセンターの守備に就いたものの、打席に立つ機会はなかった。

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