白いアナグマ、駆除用のわなに アルビノか? 津山・加茂の山中

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「くくりわな」にかかった白いアナグマ

 津山市加茂町小渕の山中で、全身の毛が白いアナグマがわなにかかっているのが見つかった。倉敷市立自然史博物館によると、体毛が白いと草木などと同化しにくいために外敵に見つかりやすく、長く生きているのは珍しいという。

 発見した地元の猟友会員の寺坂克之さん(66)によると、アナグマは体長約50センチ。民家から50メートルほど離れた山中に仕掛けたイノシシやシカ用の「くくりわな」にかかっているのを8月31日に見つけた。目が黒色ではなくピンク色だった点から、突然変異で色素が欠乏する「アルビノ」ではないかといい、寺坂さんは「普段からアナグマ自体がほとんどかからないので、本当に驚いている。シロクマのように真っ白だった」と話した。

 アナグマは農作物に被害を及ぼすとして駆除の対象になっており、数日後に死んだという。