アプリリア、MotoGPの技術を採用した221馬力のハイパーネイキッド『トゥオーノV4 X』を限定で発売

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 ピアッジオグループジャパンは9月7日、ハイパーネイキッドの『アプリリア トゥオーノV4 X(テン)』を限定で発売しており、オンラインで追加オーダーの受付を始めたと発表した。

 レーストラックを最高に楽しむためにアプリリアレーシングが開発した『トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)』は、10台のみ限定生産されたスーパースポーツバイク『RSV4 X』に続き発表されたハイパーネイキッド『トゥオーノV4』の特別バージョンとなる。

アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)

 アップハンドルレースバイクであるが、MotoGPで得たレーシングテクノロジーが使用されており、166kgと軽量なハイパーネイキッドモデルながら221馬力を発揮する。

アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)

 車体にはMotoGPマシンのアプリリアRS-GPに取り付けられたものから着想を得たカーボン製のフロントウイングが導入され、ハイスピード時や減速および加速中の高い安定性が実現している。すべてのフェアリングはカーボン製であり、多数のパーツはビレットアルミニウム部品によって軽量化されている。

 開発を行ったアプリリアのライダーであるロレンツォ・サバドーリはイモラ・サーキットでスーパーバイク世界選手権(SBK)のレコードタイムの5秒落ちとなる1分50秒を叩き出している。

「これは僕がライディングしたなかで最も楽しいバイクだね。快適性と性能を両立させている点がユニークだ。信じられないほど優れたエンジンはエキスパートでもビギナーでも簡単にコントロールできるし、空気力学に配慮したデザインによってハイパーネイキッドとは思えない安定感があるよね。トゥオーノV4 Xは再び新しい基準を打ち立てたと思うよ」とサバドーリ。

アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)を駆るMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 オーストリアのレッドブル・リンクでテスト走行を行ったMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)も「トゥオーノV4 Xはこの世の物とは思えないね」と絶賛したという。

「僕はハイハンドルバイクのテスト走行をサーキットで行ったことはなかったけど、その安定感には驚いたね。エンジンは信じられないほど性能が高いし、シャシーの剛性も素晴らしく、ライディングポジションと電子制御のおかげでとても楽しくライディングできたよ。クリーンなライディングが可能でありながら、ドリフトも可能だし、これは凶暴な一面を持った純粋なスポーツバイクだね!」

アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)を駆るMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 34,900ユーロで販売されるアプリリア トゥオーノV4 Xは、すでにアプリリアウェブサイト(https://www.aprilia.com/en_EN/aprilia-tuono-v4-x/)からオンラインで予約を開始している。しかし、数時間で最初の1ロットである10台を完売したため、新たに追加オーダーの受付を始めたようだ。

 購入者はアプリリアレーシングから直接商品を受け取ると同時にノアーレのレース部門を特別に見学し、バイクのグラフィックにインスピレーションを得た専用のKYT NX レースヘルメットを入手できる。

アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)
アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)を駆るMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)
アプリリア トゥオーノV4 X(Tuono V4 X)を駆るMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)