先日、リオネル・メッシがマンチェスター・シティに移籍するのではないか…として大きな話題になった。最終的には撤回されたが、来年にはバルセロナとの契約が満了になるため、フリーに…。プレミア進出はあるのだろうか。
そこで今回は『Planet Football』から「プレミアリーグで最も多く出場したアルゼンチン人選手」TOP10をご紹介する。
10位:ニコラス・オタメンディ
クラブ:マンチェスター・シティ
出場数:136試合~
FCポルトからマンチェスター・シティに引き抜かれたセンターバック。なぜかファンやメディアにはあまり高く評価されていない感はあるものの、これまで136試合に出場し、多くのタイトルに貢献している。
この2シーズンはエメリク・ラポルトやエリック・ガルシアらの台頭によって出場機会は減少しており、退団が噂されてきたが、どうやら今夏も残留するようだ。
9位:フリオ・アルカ
クラブ:サンダーランド、ミドルズブラ
出場数:149試合
アルヘンティノス・ジュニオルスから2000年にサンダーランドへ加入し、それから長くイングランドでプレー。ウイングとボランチを両方こなすユーティリティー性と左足を武器に活躍したが、慢性的なケガで32歳という若さで現役を離れた。
ただその後2年の休息を経てアマチュアチームのサウス・シールズで現役復帰。2018年にはFAヴェイスというアマチュア最高峰のトーナメントで優勝を果たし、ウェンブリーでトロフィーを掲げると同時に2度目の引退を表明している。現在はサンダーランドのアカデミーコーチ。
8位:ホナス・グティエレス
クラブ:ニューカッスル、ノリッジ
出場数:154試合
2008年にマジョルカからニューカッスルへと加入し、ウイングとして活躍。ゴールパフォーマンス時に被るマスクから「スパイダーマン」と愛称をつけられた、エネルギッシュなアタッカーであった。
2013年には精巣癌に罹っていることが発覚し、長期間の離脱を強いられることに。1年半ほどのブランクを乗り越えてピッチへと復帰し、38歳になった現在でもバンフィエルドでプレーを続けている。
7位:エリック・ラメラ
クラブ:トッテナム
出場数:154試合~
ローマから2013年にトッテナムへ加入したテクニシャン。移籍金はなんと3500万ユーロ(およそ44億円)に達した。やや怪我や不調が多く一貫性に欠けるものの、それでも随所で輝くものを見せている。
ジョゼ・モウリーニョ監督の下では出たり出なかったりという不安定な立場となっているが、今季もまたプレミアリーグでの戦いを続けることになりそう。
6位:クラウディオ・ジャコブ
クラブ:WBA
出場数:160試合
ラシン・クラブからイングランドへやってきた隠れた名MF。ウェスト・ブロムの中心選手としてチームを長く支え、160試合に出場した。この時代はアルゼンチン代表でも数試合プレーしている。
ノッティンガム・フォレストを経て今年南米へと戻り、現在はウルグアイの名門ナシオナル・モンテビデオでプレーしている。
5位:フェデリコ・フェルナンデス
クラブ:スウォンジー、ニューカッスル
出場数:168試合~
ナポリとヘタフェでのプレーを経て2014年にスウォンジー・シティへと加入。プレミアリーグで戦ったが2018年に降格し、ナポリ時代の恩師ベニテスに誘われてニューカッスルへと移籍している。
イタリア系アルゼンチン人の大型センターバックで、昨季は32試合に出場するなど中心的な役割を任された。
4位:カルロス・テベス
クラブ:ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ
出場数:202試合
ハビエル・マスケラーノとともに、まさかのウェストハム加入で世界に驚きを与えたカルロス・テベス。その後ローンでマンチェスター・ユナイテッドに加入し、ウェイン・ルーニーと素晴らしいコンビを形成した。
そのまま完全移籍するかと思いきや、なんと最大のライバルであるマンチェスター・シティへ。初年度に23ゴール、2年目に20ゴールで得点王に輝いている。
3位:ファブリシオ・コロッチーニ
クラブ:ニューカッスル
出場数:211試合
モフモフヘアーが独特の雰囲気を醸し出していたニューカッスルのレジェンドCB。若くしてACミランに引き抜かれたもののローン生活を送り、デポルティーボ・ラ・コルーニャを経てプレミアリーグへとやってきた。
イングランドでは8シーズンに渡ってプレーし、2部降格も経験。それでもチームに残って昇格に貢献し、2016年に退団するまでファンに愛される人気選手となった。現在は母国のサン・ロレンソに所属。
2位:セルヒオ・アグエロ
クラブ:マンチェスター・シティ
出場数:263試合~
2011年にアトレティコ・マドリーからマンチェスター・シティへ加入し、2020-21でプレミア10シーズン目を迎えるエース。263試合で180ゴールというとんでもない数字を残している。
新型コロナウイルスのパンデミック後はゲーム実況でも活躍を見せており、多くの有名人とコラボを繰り返した。5月には世界で最も視聴者数を伸ばした配信者となっている。
1位:パブロ・サバレタ
クラブ:マンチェスター・シティ、ウェストハム
出場数:303試合
2008年にエスパニョールからマンチェスター・シティへと加入し、サイドバックとして長くチームを支えたサバレタ。シティでは公式戦333試合に出場し、退団時には「Zabaleta333」と書かれたシャツを与えられている。
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その後はフリーでウェストハムに加入して3シーズンを戦ったが、今夏チームを退団。ブラジルのフラメンゴに行くのではないか…とも言われている。