2001年に監督を務めたマルティネス氏が山口の直球を評価
■Bジェイズ 2-1 ヤンキース(日本時間9日・バッファロー)
ブルージェイズの山口俊投手が8日(日本時間9日)、本拠地でのヤンキース戦にリリーフ登板。5回から2番手で登板し2回3安打、3奪三振1失点で今シーズン2勝目をマークした。
2点リードの5回。モントーヨ監督がマウンドに送り出したのは山口だった。2番手でマウンドに上がると先頭のボイト、ヒックスに連打を浴び四球でいきなり無死満塁のピンチを背負った。1死満塁からトークマンに左犠飛を浴び1点を失った。
1点リードの6回もマウンドに上がった山口は先頭のアンドゥハーをチェンジアップで空振り三振、ウェードを93.5マイル(約150キロ)の直球で空振り三振。続くラメーヒューには右前打を浴びたが、ボイトを遊ゴロに抑え無失点で切り抜けお役御免となった。
試合は9回に5番手で登板した元阪神ドリスが無失点に抑え2-1で勝利。2イニングを1失点に抑えた山口が2勝目をマークした。
力のある直球と変化球を武器にリードを守った山口の好投に地元TV局「スポーツネット・カナダ」も絶賛。解説で2001年に監督を務めたバック・マルティネス氏はウェードから三振を奪った直球に「この試合の登板で、彼が投げたストレートでは最高の球でしたね」と賛辞を送っていた。(Full-Count編集部)