ミルズ好投でカブス完封勝利 レッズ・秋山は2安打1四球

【レッズ0-3カブス】@リグリー・フィールド

地区首位を快走しながらもカイル・ヘンドリックスとダルビッシュ有以外の先発投手の不甲斐なさが目立っている今季のカブスだが、今日の試合ではアレック・ミルズが6回4安打無失点の好投でチームを完封勝利に導いた。好投したミルズは今季4勝目(3敗)、4番手のジェレミー・ジェフレスは今季6セーブ目を記録。レッズ先発のタイラー・マーリーは10三振を奪う力投を見せたが、7回4安打3失点で今季2敗目(1勝)を喫した。

ミルズは初回を三者凡退に抑えたあと、2回表に秋山翔吾のヒットなどで二死一・二塁のピンチを背負ったが、ホゼ・ガルシアを空振り三振に仕留めて無失点。すると、直後の2回裏に二死一・二塁からデービッド・ボーティがタイムリー三塁打を放ち、カブスが2点を先制した。

カブスは3回裏にもハビアー・バイエズにタイムリー三塁打が飛び出し、3点をリード。ミルズは3回表を三者凡退に抑えたあと、4回以降は毎回走者を出したものの、粘り強いピッチングでレッズに得点を許さなかった。

ミルズ降板後は、デュエイン・アンダーウッドJr.、ライアン・テペラ、ジェフレスが各1イニングを無失点に抑えて完封リレーが完成。3対0でレッズを破り、地区2位のカージナルスとのゲーム差を3に広げた。

「7番・センター」で先発出場した秋山は、右腕マーリーに対して2回表の第1打席でチャンスを広げるレフトへのヒット、5回表はイニングの先頭打者としてレフトへのヒットを放ち、7回表もイニングの先頭打者として四球を選んだものの、いずれも得点にはつながらず。9回表の第4打席は右腕ジェフレスの前にレフトフライに倒れ、3打数2安打1四球で今季の打率は.210、OPSは.581となった。

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