新人躍動のレンジャーズが逆転勝利 大谷4打数1安打で打率.195

【エンゼルス3-7レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズはジョン・キングがメジャー初勝利、イーライ・ホワイトがメジャー初安打、レオディ・タベラスがメジャー初本盗を記録するなど、新人選手たちが躍動。1点ビハインドの5回裏に一挙5点を奪って逆転に成功し、エンゼルスを7対3で破った。3番手として登板したキングは2回1失点(自責点0)で嬉しいメジャー初勝利(0敗)。エンゼルス先発のフリオ・テーランは5回途中5失点で開幕3連敗となった。

地区最下位に沈むレンジャーズはすでに来季以降を見据えた戦いにシフトしており、この試合では5人の新人選手をスタメンに起用。先発のカイル・コディも通算5試合目の登板だった。コディは初回にアンソニー・レンドンに先制タイムリーを許し、3回途中1失点で降板。4回表には遊撃アンダーソン・テヘーダ(新人)のタイムリーエラーにより1点を追加された。

しかし、4回裏無死二塁からニック・ソラック(新人)のタイムリーで1点を返すと、5回裏にはホワイトのタイムリー二塁打、ソラックの犠飛、ジョーイ・ギャロのタイムリー、ルーグネッド・オドーアの押し出し四球、ロナルド・グーズマンの押し出し死球で5点を奪って逆転に成功。6回裏には一死一・三塁からイサイアー・カイナーファレファとタベラスがダブルスチールを成功させ、7点目を奪った。

その後、5番手のブレット・マーティンがマット・サイスに1号ソロを浴びて1点を返されたものの、エンゼルスの反撃をその1点のみに抑えて7対3で逆転勝利。チームが低迷するなかでチャンスを得ている新人選手たちの活躍もあり、6連敗をストップさせたあと2連勝となった。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席でバットを折りながらもライトへのヒットを放ったが、3回表一死満塁の第2打席は空振り三振。5回表の第3打席も空振り三振、7回表の第4打席はレフトライナーに倒れ、4打数1安打で今季の打率は.195、OPSは.654となった。

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