合流新党名は「立憲民主党」代表に枝野氏選出

 自公政権に対峙し、新たな政権選択肢となる立憲などの合流新党の党名が10日、衆参国会議員149人の投票により「立憲民主党」に決まった。また代表選挙で、立憲民主党代表の枝野幸男氏が選ばれた。合流による「立憲民主党結党大会」は15日開催される。

 立憲民主党、国民民主党の2党と2グループによる合流新党の党名と代表を決める国会議員総会が10日午後催され、党名では「立憲民主党」に94票、「民主党」に54票、その他1票の結果となった。

 また代表選挙では枝野幸男氏が107票を獲得し、対抗候補の泉健太氏(国民民主党政調会長、42票)に大差をつけて選出された。

 代表に選ばれた枝野氏は「現実に向き合う政治へ、政治に緊張感を取り戻さなければならない」と語るとともに「誰よりも現場の声を聞いていく」国民本位のボトムアップの立ち位置を示すともに、「国民とともに、国民のために政治を進める」ことを強調した。

 また、臨時国会について「首班指名だけの臨時国会であってはならない」と本格的な国会にするよう求め「本格論戦を避けて国会(衆院)解散なら、正面から受け止め、国民の選択肢になろう」と呼び掛けた。衆院選挙は最短10月25日投開票で実施される可能性がでている。(編集担当:森高龍二)

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