i Smart Technologies、製造ライン遠隔モニタリングサービス「iXacs」の新製品体系を発表

i Smart Technologies株式会社は、製造ライン遠隔モニタリングサービス「iXacs」の2020年9月からの新製品体系を発表した。iXacsは、これまで人手で行っていた製造ラインのデータ取得をIoT技術により自動取得・自動集計を可能にしたサービスである。自動で取得できるデータは生産個数・停止時間・サイクルタイムの3種類で、設備に外付けのセンサーを取り付けることで迅速に運用を開始できる。今回発表した新製品体系では、下記の3点を要点としている。

利用者に合わせて選択できる2プラン制

これまでiXacsは単一仕様での提供だったが、今回「Basic」及び「Standard」の2種類の仕様より選択可能となった。Basicは、iXacsの主要機能をカバーした基礎プランである。製造モニタリング及び生産性向上活動に必要な基本機能に的を絞っている。初めてiXacsを使用する人やこれから改善活動を始める人向けだ。Standardは、Basicの基本機能に加えてより高度な分析機能やCSV出力等の機能を追加した上級プランである。Basicの機能では満足できなかった上級者や、より高度な生産データ分析、データを活用した改善活動を行いたい人におすすめだという。

基本料金と従量料金による価格体系

これまでは送信機台数に応じた料金が設定されており、台数が変更となるたびに都度問い合わせていた。基本料金と送信機台数に応じた従量料金となり、概算価格のイメージが持ちやすくなる。

これまでの年間契約に加え月契約の受付開始

これまでは1年単位の契約だったが、月単位での契約が可能となった。短期間での利用計画の人や、月により送信機台数が大きく変動する人にも選びやすい形態となった。また、年間契約で契約した場合にはシステム利用料5%が割引される。

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