お巡りさんマラニック3連覇 山岳警備隊を志願中

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立山登山マラニックで雄山山頂を目指す中才さん

 8月下旬の「第23回立山登山マラニック」で、富山県警上市署立山交番の中才雄介巡査(24)が3連覇を果たした。浜黒崎海岸(富山市)から雄山山頂までの65キロを6時間40分30秒で走り切った。中才さんは県警山岳警備隊員を目指しており、「地域の安全安心を守るため、培った体力を役立てたい」と話している。(井波光雄)

 マラニックは、マラソンとピクニックを組み合わせた造語。大会実行委員会によると、3連覇は2人目。事前に高所トレーニングとして称名滝付近での走り込みを重ね、本番ではスタミナ切れにならないようペース配分を注意した。中才さんは「新型コロナウイルス禍の中で大会運営と選手を支えてくれたボランティアに感謝している」と語る。

 富山商業高校で全国高校駅伝に出場し、日本薬科大学でも箱根駅伝予選会を走った。一度は民間に就職したものの、昨年県警に入り、立山交番で勤務している。

 中学時代に所属していた陸上クラブのコーチが立山登山マラニックに出場していたことがきっかけで関心を持ち、2年前から毎年挑戦している。

 初出場した際に、北アルプスの斜面で俊敏に行動する山岳警備隊員の姿を見て、隊員を志すようになった。来年の大会についてもエントリーを考えており、「出るからには、4連覇を目指したい」と意欲を見せる。