V長崎 あすホーム磐田戦 悲観せず首位再浮上へ

 明治安田J2第19節は12、13日、各地で計11試合が行われる。11勝4分け3敗(勝ち点37)の2位V・ファーレン長崎は13日午後6時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で7勝7分け4敗(同28)の6位磐田と対戦する。
 V長崎は前節までのアウェー3連戦で2分け1敗。第4節から守ってきた首位の座から陥落した。攻守のキーマンだった澤田、秋野の離脱が大きく影響しているが、手倉森監督は「まだリーグの半分も終わっていない。首位の呪縛から一度開放される必要があった」と悲観する様子はない。今季無敗のホーム戦で再浮上したい。
 磐田はJ1からの降格組としては安定感を欠くが、ここ6戦は2勝4分けと悪いなりに最低限の勝ち点を積み上げてきた。幅のある攻撃を仕掛け、ルキアン、小川のツートップは、そろって得点ランキング5位の7ゴール。リーグ屈指の破壊力を誇る。
 手倉森監督は「揺さぶられる覚悟を持って、小まめなラインコントロールとサボらないスライドが必要になる。その部分を高められる格好の相手」と選手たちの奮起に期待している。

 


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