14日から本放送を再開するNHK連続テレビ小説「エール」の後半の主な出演者が12日、公式サイトで発表された。
戦前から戦中、戦後に活躍した作曲家・古関裕而さんをモデルに、窪田正孝演じる主人公の古山裕一の生涯を描いた同ドラマ。
発表されたキャストのうち、裕一が戦地で作る楽団のメンバーとなる岸本和俊を萩原利久が演じる。
08年にCMに出演し芸能界デビュー。そして、09年には当時放送されていたフジテレビ系の人気バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」で、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史ふんするキャラクター・オカレモンの取り巻きであるオカレモンJr.に抜てきされた。
それを売りに芸能活動を続ける道もあったが、萩原はあえて厳しい道を選んだ。
「俳優の菅田将暉にあこがれ、菅田と同じ事務所に入るべき事務所主催のワークショップに参加するなど努力を重ねた結果、なかなか入れない菅田の事務所入りを果たした。若いころから演技力があり、『第2の菅田将暉』と呼ぶ関係者もいるほど」(テレビ局関係者)
昨年は菅田が教師役で主演しヒットした日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に生徒役で出演。
同年には人気コミックを実写化したテレビ東京系「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」で連続ドラマ初主演を果たした。
そして昨年、「十二人の死にたい子どもたち」、「アイネクライネナハトムジーク」など4本の出演映画が公開。起用された「JA共済」のCMでは、有村架純、浜辺美波と共演を果たした。
菅田のほか、中村倫也、松坂桃李、新田真剣祐ら多数の売れっ子を抱える萩原の所属事務所だが、21歳の萩原が初出演の朝ドラで“爪痕”を残してステップアップできるかが注目される。
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