「THE MUSIC DAY」2曲歌唱のエレカシ・宮本浩次、脱線しまくりで古坂大魔王が困惑!?

本日放送中の嵐・櫻井翔が総合司会を務める日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY」(午後2:55)。8年目を迎える今年は「人はなぜ歌うのか?」をテーマに、グループの垣根を超えて人気曲をメドレーで歌う「ジャニーズシャッフルメドレー」やNiziUのテレビ初歌唱など見どころ満載の8時間生放送。ベテランから若手まで、音楽シーンを彩る全50組のアーティストが、名曲や同番組でしか見られないコラボを披露している。

今年もテレビを見ながら楽しめる恒例の裏配信企画「大魔王の部屋」を配信。番組に出演するアーティストたちが本番のパフォーマンス前後に古坂大魔王が待ち構える部屋を訪れ、本番の知られざる裏側や素顔などを明かしている。

宮本浩次は午後4:10頃にソロで登場し、「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(NHK総合ほか)の主題歌でもあり、人生の応援歌として作ったという「P.S.I love you」を披露。タイトルになっている「P.S.I love you」と歌う部分では、両手で投げキッスをするなど、宮本節をさく裂させていた。午後6:20過ぎには、エレファントカシマシとして再登場。10月には31年つづく東京・日比谷野外音楽堂でのコンサートが決まっているが、15年の下積みの苦労もあったという。今ではJR赤羽駅の発車メロディーにもなっている「今宵の月のように」をエレファントカシマシらしく披露した。

歌唱後、裏配信企画「大魔王の部屋」に出演した宮本。古坂から「OKしてもらえてうれしい」と言われると、髪の毛をいじりながら「僕もお会いできるのを楽しみにしていました」と笑顔で答えた。また、歌い終わった感想を聞かれ「ありがたいことに、エレファントカシマシという長く仲間でやっているバンドの代表曲の『今宵の月のように』と自分の曲と2曲、すごくいい音で非常にぜいたくな会場で歌えて、いい歌が歌えたんじゃないかなと思います。楽しかった」と満足した様子。その後、宮本の格好いいところを古坂が熱く語りだすと、両手で髪をくしゃくしゃながら照れ「そんなに喜んでいただいて」と恐縮しきり。

質問リレー動画のコーナーでは、日向坂46からの「今日の朝ご飯はなんですか?」というかわいい質問を聞き、思わず頭を抱える宮本。前振りが長くなると断りつつ「楽屋やレコーディングスタジオに甘いお菓子やポテトチップスがあると、普段我慢して食べないようにしているからあると全部食べちゃう」と突然、自身の食べ物エピソードを話し始める。

さらに「昨日の夜、食べ過ぎたと思って炭水化物を食べるのをやめたけど、今(自分を)見ると痩せてるから食べればよかった」と後悔を口にし、「夜にクーラーのタイマーが2時間ごとに切れて、そのたびに目が覚めちゃう」とどんどん脱線していく宮本に、古坂が思わず「質問の答えを言ってもらっていいですか」とお願いする場面も。最終的に「夜中に目が覚めて『パンが食べたい』と思ったので、朝起きてパンを食べた」という話に落ち着いた。「“パン”という2文字が出てくるのが長い!」と古坂は爆笑。そんな宮本がLiSAに聞きたいことは「朝型ですか? 夜型ですか?」ということだった。

また、裏配信への感想を問われると、きょとんとした表情で「テレビをやっていて、裏配信をやってていいのかな?」と疑問を口にしたが、古坂から裏配信の説明を聞き、「なるほど」と深くうなづいていた。ほかにも、コロナ禍で伝えたいことを聞かれた宮本。目をつぶって熟考しながら「いろんな時期があって…私も個人的なことを言うならば、これからもいろいろあると思うんですね。それを乗り越えることができることもできないこともある。その中でこれからも生きるつもりでいますが、その中でも前向きに…。来年、再来年と少しずつ…乗り越える力を人は常に持っていて、5年後、10年後さらにタフになって楽しく生きている姿が目に浮かんでいます」とコメント。それを聞いた古坂は「確かにいろんなことがありますよね」と実感を込めてしみじみ。宮本は「はー、難しかったです」と質問に深いため息をついていた。

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