レイズが30勝リーグ一番乗り 途中出場の筒香は2打数無安打

【レッドソックス4-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズはオースティン・メドウズが初回に4号先制ソロ、ブランドン・ラウが7回裏に12号決勝ソロを放ち、レッドソックスに5対4で勝利。打線の中心となる2人の若手打者がしっかり結果を残し、アメリカン・リーグ一番乗りで今季30勝に到達した。

レッドソックスがネイサン・イバルディ、レイズがタイラー・グラスナウの先発でスタートした一戦は、1回裏にレイズがメドウズの4号ソロで先制。3回表にマイケル・チェイビスの3号ソロで追い付かれ、4回表にはケビン・プラウェッキーのタイムリーで勝ち越しを許したが、直後の4回裏に一死一・二塁のチャンスを迎え、ネイト・ロウのタイムリーとマニュエル・マーゴの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

グラスナウが7回表二死二塁からクリスチャン・アローヨに1号2ランを浴びて4対4の同点に追い付かれたものの、7回裏にレッドソックス3番手のマーカス・ウォルデンからラウが12号ソロを放って勝ち越し。この1点を2番手のニック・アンダーソンと3番手のディエゴ・カスティーヨが守り抜き、1点差の接戦を制した。

7回4失点のグラスナウは今季3勝目(1敗)をマーク。最後を締めくくったカスティーヨに今季4セーブ目が記録され、決勝弾を献上したウォルデンは今季2敗目(0勝)を喫した。

ベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は、負傷した崔志萬(チェ・ジマン)の代打として5回裏に代打で登場。第1打席は初球を打ってセンターフライ、8回裏の第2打席はサードへのファウルフライに倒れ、2打数ノーヒットで今季の打率は.196、OPSは.740となった。

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