おすすめの食べ方はトースト♪イギリス食パンのレシピ
シンプルさが魅力のイギリス食パン
イギリス食パン(またはイギリスパン)は、その名のとおりイギリスで生まれたパン。 日本の食パンのもとになったともいわれていて、形はいわゆる山形の食パンです。 イギリス食パンの魅力は、なんといってもシンプルなこと。 材料も作り方もシンプルで、小麦粉本来の味わいが楽しめます。 今回は、イギリス食パンのレシピやおすすめの食べ方をご紹介します。
イギリス食パンを作ろう!
普段の朝食にぴったりの飽きのこないパンとして、レパートリーに加えておきたい一品です。 https://youtu.be/mcS58b3Dshg
材料(食パン1斤分)
- 強力粉…260g
- 砂糖…10g
- インスタントドライイースト…3g
- スキムミルク…10g
- 塩…5g
- 水…170g
- 無塩バター…15g
下準備
- 無塩バターを常温に戻します。
- 型にバター(分量外)を塗ります。
- オーブンを180℃に予熱します。
作り方
1. ボウルに強力粉から水(冬はぬるま湯・夏は冷水)までを入れて混ぜ、こねます。
2. 生地がなめらかになったら無塩バターを加えて、さらにこねます。
3. 生地がつながりなめらかになったら、丸めてボウルに入れます。
乾燥しないようにぬれ布巾などをかぶせ、暖かい場所で発酵させます。
4. 2倍に膨らんだら、一次発酵終了です。
5. 生地を2等分してきれいに丸め、ぬれ布巾をかけて15分間休ませます。
6. とじ目を上に置いて生地をつぶし、長方形(約20×12cm)にのばします。
左右(長辺)から三つ折りにし、端(短辺)から巻き上げて、巻き終わりをしっかりとじます。
7. とじ目を下にして食パン型に入れ、発酵させます。
8. 生地のてっぺんが型の縁まで上がったら、二次発酵終了です。
9. 180℃に予熱したオーブンで、30分間焼きます。
10. 10cmほどの高さから型ごとトンと落として、型を外せば完成。
イギリス食パンのおいしい食べ方
イギリス食パンを作ったら、まずはトーストして食べてみてください。
しっかり焼いて、バターを塗ったトーストは、パンのおいしさをしみじみと感じられるはず。 シンプルな味わいのパンだから、ジャムやシナモンシュガーを塗ってもくどくならず、朝の胃にやさしい軽やかなトーストが楽しめます。
目玉焼きやスクランブルエッグと一緒に、定番の朝食にどうぞ。 「イギリス食パン」の詳しいレシピページはこちら。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php
全粒粉入りも♪
イギリス食パンは、本場イギリスでは「ホワイトブレッド」や「ホワイトローフ」と呼ばれています。 同じ形のパンでも、全粒粉などを使った茶色のパンは「ブラウンブレッド」や「ブラウンローフ」。
日本ではまださほど一般的ではない全粒粉入りのパンですが、イギリスではホワイトブレッドと同じぐらい、いえ、それ以上に人気があります。 白いパンに比べて、
- 食物繊維やその他の栄養が豊富
- 食感や素朴な味わいが好き
といった理由で、ブラウンブレッドを選ぶ人が多いよう。 ブラウンブレッドは、強力粉を全粒粉に置き換えるだけでOK。 強力粉すべてを全粒粉に変えても作れますが、全粒粉はグルテンが形成されにくいので、パンの膨らみが弱く、食感がかたくなりがち。 また、味に慣れるまでは、全粒粉100%のパンには違和感があるかもしれません。 そこで、ブラウンブレッド初心者におすすめの配合は――
- 強力粉…200g
- 全粒粉…60g
この配合なら、全粒粉の味わいを生かしたふんわりパンができます。
食べ慣れたら、お好みで全粒粉の割合を徐々に増やしていってくださいね。 ブラウンブレッドのおすすめの食べ方も、やはりトースト。 シンプルなバタートーストだけでなく、パニーニ風にホットサンドにしても、滋味豊かなおいしい朝ごはんになります。
ハム・チーズ・トマトを挟んだパニーニ風の焼きサンドイッチは、焼いた後にいったんパンを開いて、バジル(レタスなど他の葉物野菜でもOK)を挟むのがおすすめ。 そのひと手間で、見た目も味もワンランクアップしますよ。
朝食においしいトーストを♪
シンプルで飽きのこないイギリス食パン。 上手に作って、おいしいトーストを楽しんでくださいね。
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