首位レイズが最下位Rソックスに敗れる 8番・筒香は4打数1安打

【レッドソックス6-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

アメリカン・リーグ東部地区の首位に立つレイズは、4回裏にケバン・スミスの1号2ランで逆転したものの、リリーフ陣がリードを守れず、3対6で逆転負け。最下位レッドソックスとの4連戦を2勝2敗で終えた。レッドソックス先発のマーティン・ペレスが今季3勝目(4敗)、5番手のマット・バーンズが今季6セーブ目を記録。レイズ2番手のピート・フェアバンクスは今季3敗目(4勝)を喫した。

崔志萬(チェ・ジマン)が左ハムストリングを痛めて2~3週間離脱することになったレイズ。そのニュースが影響したわけではないだろうが、ケビン・キャッシュ監督が「今日登板した投手は誰もリズムに乗れなかった。我々のベストの戦いではなかったね」と語ったように、何もかも上手くいかない1日だった。

1回表にクリスチャン・バスケスに5号2ランを浴びて先制を許したレイズは、直後の1回裏にマイク・ブロソーのタイムリー二塁打で1点を返し、4回裏にはスミスの1号2ランで逆転に成功。しかし、5回表一死一・二塁からラファエル・デバースのタイムリー二塁打などで2点を失い、再びレッドソックスにリードを許した。

6回表には3番手のライアン・トンプソンがクリスチャン・アローヨに2号2ランを浴び、3点ビハインド。6回裏一死二塁、7回裏二死一・二塁のチャンスでいずれも無得点に終わるなど、打線は得点圏の場面で7打数ノーヒットに封じられた。

「8番・指名打者」で先発出場した筒香嘉智は、左腕ペレスの前に第1打席はセカンドゴロ、第2打席はセンターライナーに倒れたが、6回裏の第3打席で2番手の右腕フィリップス・バルデスからレフトへの二塁打を放ってチャンスメイク。第4打席は元広島のライアン・ブレイシアと対戦して空振り三振に倒れ、4打数1安打で今季の打率は.198、OPSは.741となった。

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