マリナーズ2連勝で地区2位に1.5差 平野は2試合連続無失点

【マリナーズ7-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

マリナーズは先発のジャスティン・ダンの制球が定まらず、5つの四球を与えてわずか2イニングを投げただけで降板する誤算があったものの、打線が先制、勝ち越し、中押し、ダメ押しと効果的に得点し、リリーフ陣も粘投。7対3でダイヤモンドバックスを破り、敵地での3連戦を2勝1敗で終えた。地区2位のアストロズがドジャースに敗れたため、2位とのゲーム差は1.5に縮まっている。

1回表にホゼ・マーモレホスのタイムリー二塁打で先制したマリナーズは、直後の1回裏にダンがジョシュ・バンミーターにタイムリー二塁打を浴びて同点に追い付かれたが、2回表無死一・三塁からドノバン・ウォルトンのセカンドゴロの間に勝ち越しに成功。ダンは2回裏一死から3連続四球で満塁のピンチを招いたが、二者連続三振でなんとか無失点で切り抜けた。

1点リードの6回表、マリナーズは二死一・二塁のチャンスでウォルトンが2点タイムリー二塁打を放って3点をリード。7回裏に4番手のアンソニー・ミセビッチが無死満塁のピンチを招き、5番手のケンドール・グレイブマンが内野ゴロと犠飛で2点を失ったものの、1点のリードは死守した。

すると、8回表にフィリップ・アービンのタイムリー二塁打などで2点を追加し、9回表にはカイル・ルイスの犠飛でダメ押し。効果的に得点を奪い、7対3でダイヤモンドバックスに勝利した。マリナーズ2番手のケーシー・サドラーが今季初勝利(0敗)。ダイヤモンドバックス先発のルーク・ウィーバーは今季7敗目(1勝)を喫した。

マリナーズの平野佳寿は、前日に続いて4点リードの9回裏に登板。1番ジョシュ・ロハスと2番バンミーターを二者連続でライトライナーに打ち取ったあと、3番クリスチャン・ウォーカーを自慢のスプリッターで空振り三振に仕留めた。今季の防御率は3.38となっている。

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