究極の虫よけ対策!?ベランダ全体を虫よけ網ブースにしてみた

究極の虫よけ対策!?ベランダ全体を虫よけ網ブースにしてみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

2000円

所用時間

2日ほど

材料

角材20×20×2500mm(3本)
角材20×20×1550mm(5本)
L時ステー(10個)
平ステー(数本)
虫よけアミ91cm×6m(1ロール)
ウォールナットニス(適量)
サドルバンド(2個)
アルミ針金3mm径(30cmくらい)
収縮チューブ4mm径(20cmくらい)

工具

インパクトドライバー
丸ノコ(電動)
手ノコ(手動)
タッカー(ホチキスの大きい版)
ハサミ
カッターナイフ
プラスドライバー
ペンチ
脚立

作り方

STEP1

約2畳くらいの丁度良い広さのベランダですが、ここにカメムシや得体の知れない虫やスズメ蜂などが飛んでくると、安心して洗濯物が干せません。

STEP2

そこで、このベランダの四角く抜けている形状を利用して枠を作ることに。

STEP3

枠の材料は、20×20mmの角材をウォールナットニスで塗装して使います。実寸より短いと手直しが大変なので、2.5mの少し長めに切って現物合わせで調整することにしました。

STEP4

ちょっと工夫が必要だったのはここです。角材を壁のギリギリ手前のところに設置したいのですが、手すりまで数センチの間が空いてしまいます。

STEP5

そこで、同じ太さの角材を2本合わせて一辺を手すりの形に切り抜きます。

STEP6

それを空いたスペースに挟んでビスとサドルバンドと3mmのアルミ針金で固定すればピッタリになりました。(手すりに接触する所にはチューブをつけて傷を防止)取り外しも簡単でどこにも傷は付きません。

STEP7

もう一方の壁側の角材は壁の色に合わせてクリアニスで塗装し、サドルバンドと結束バンドで固定しました。

STEP8

枠の足になる部分も20mmほどズレる箇所があるので短い角材を追加して合わせ、横枠の角材がすべて平行になるようにしました。

STEP9

赤線を引いたところが枠を入れた部分です。右側のスペースはステップ6のようにして枠を入れました。

STEP10

天井部分は、もともとの物干し竿をかける金具の根本を利用して、枠を結束バンドで固定。(後からさらに追加して固定しました。)

STEP11

枠だけできたところで外からチェック。細いけど・・・ちゃんと枠になってます。

STEP12

角材が交差する部分は現物合わせで切断してL時ステーで固定しています。すべて内側からカンタンに取り外し可能なようにしています。

STEP13

枠ができたので、アミを張っていきます。一般的な網戸に張る網(91cm)の、長さ6mのものを買いました(ホームセンターで1000円くらい)

STEP14

内側から枠に合わせて網をあてがい、タッカーを打って留めていきます。(逆光が強くてわかりにくくてスミマセン)

STEP15

上下に分けて貼ったので、ひとまず下側を張り終えました。多少のたわみは気にならないので想定内。

STEP16

上側の網張りで問題が。ここに網を張ると物干し竿の台の支柱に干渉するので、そのままでは貼れません。

STEP17

網に切れ込みを入れて、干渉する部分を避けることにしました。でもそのままでは切ったところから虫が入るので当然NG。そこで考えたのが・・・

STEP18

余った網のほつれてチョロッと出ている糸のようなもの。これは網と同じ素材なので、これを引き抜いて糸代わりにします。

STEP19

切った網と網を合わせて縫うようにして結んでいきます。(この写真では間が開いてますが実際には重ねて縫っています)

STEP20

切った部分を(支柱のところだけ避けて)縫い終えました。これで隙間が無くなりました!手術跡のようになってますが近くで見ないと気付かない程度です。

STEP21

切った2箇所を同じように縫い合わせ、ベランダ網ブース化がほぼ完成! 物干し竿は1本しか使わないので、余分なフックを外側に出してあります。外から見ると角度によってはけっこう黒いですが・・・

STEP22

内側からは外の景色がしっかり見えて、日差しも十分に入り風通しも良いです。

STEP23

でもまだ、枠の上部に数ミリの隙間があったりするので、そこからカメムシが入っては意味が無い。ということで硬めのスポンジシートを切ってその隙間を埋めました。

STEP24

取り外し可能なベランダ虫よけ網ブースが完成です!布団を手すりの外に干す習慣は無いので、このブース内ですべての洗濯物干しが完結できます。

レシピのコツ・ポイント

寸法を測っても上と下で数ミリ~数センチ幅が違うということもあるので、少し長めに切っておいて現物合わせで調整したほうがうまくいきます。ベランダの排水溝からも虫が上がってくる可能性もあるので、簡単な網でもつけて足元の対策も忘れずに。

やってみた感想

カメムシどころか蛾も蜂も蚊も入ってこなくなったので、テーブルとイスを置いてお茶もできます。一年を通して快適な空間となりました。雨の吹き込みもやわらぎます。吹き込みが気になる場合は上部にクリア板を追加しようと思います。

レシピを書いた人

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