DIYで作業小屋を作ってみた【雨どい編】

DIYで作業小屋を作ってみた【雨どい編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

5000円

所用時間

3時間

材料

軒樋(1本)
集水器(1)
エルボ(2)
止まり(2)
とい受け金具(6個)
タフダイン(塩ビ用接着材)(1)
縦樋(内径約55mm)(1本)

工具

ジグソー
+ドライバー
曲尺
脚立

作り方

STEP1

まず雨樋を付けるには軒樋(パイプを半分に割ったようなもの)が必要なので、幅約10cm×3.6mの軒樋を買ってきました。

STEP2

屋根の幅にちょうど良い長さので、切らずにそのまま使えそうです。

STEP3

この軒樋を取り付けるための、樋受け金具を6本用意しました。

STEP4

このままだとシルバーの色が目立つので、ブラックに塗装しました。(軒樋の色に合わせた茶色スプレーが無かったので余っていた黒スプレーで代用)

STEP5

これを小屋の裏側の屋根の軒桁に取り付けます。ネジ穴が2個開いてるので、ネジとドライバーで取り付けました。

STEP6

6個の受け金具が同じ長さだけ出ていないとうまく取り付けられないので、曲尺で測りながら位置決めするとスムーズです。

STEP7

樋受け金具の上に軒樋を乗せて、先端を曲げるだけで取り付けられます。指でも曲がるのでこの工程で工具はいりません。

STEP8

水を少したらして集水器のほうに流れるようにわずかに傾斜をつけました。

STEP9

ここまでは良かったのですが・・・雨をイメージしてペットボトルからさっきより多めに水を流してみると・・・あれ!?けっこうはみ出てる?屋根より雨樋を出してるのに?

STEP10

もう一度確認すると・・・屋根から流れる水の量が少ない時は雨樋にちゃんと水が入りますが、

STEP11

ちょっと雨の量が増えてくると勢いが増して雨樋から出てしまいます。なので、もう2cmくらい雨樋が出るように受け金具を付け直しました。大雨の時はもっと勢いがつくので、それはオーバーフローしてもOKとしました。

STEP12

これで雨樋は設置できたわけですが、これだけでは当然、軒樋の一番端から雨が飛び出すので集水器とやらを付けていきます。

STEP13

集水器の前に、端に流れた水を止めなくてはならないので「止まり」という部品を付けます。パイプの端を切って折り曲げるやり方もあるようですが、たまたま余ってた部品があったので(白ですが)これを使うことに。

STEP14

さすがに白だとここだけ目立つので、ブラックに塗装。

STEP15

これまた余っていた塩ビ素材専用の接着材で接着して付けます。古くて入れ物がサビてましたが中身は使えました。

STEP16

この軒樋は塩ビではないかもしれませんが、プラ系なので接着できているようです。色もさほど違和感無しです。

STEP17

軒樋の一番端に集水器を付ける予定でしたが、一番端だと壁から離れてしまって見た目も設置効率も悪いので、50cmほど内側に集水器を付けるため、ジグソーで軒樋を切断しました。外すのが面倒だったので空中で切断しましたが、安全に切るには軒樋を外して地面で切ったほうが安心です。

STEP18

切れました!ここに集水器を割り込ませます。

STEP19

接着材を付けて取り付けました。ここに左右からの水が集まって、下に落ちていきます。

STEP20

さらにエルボ2個とパイプを繋ぎ合わせて流れを変えるようにしたら(逆光で見えにくいですが)一旦完成!

STEP21

落ち葉と雪対策で、後ほど軒樋の上に網も設置しようと思います。

STEP22

実際には縦樋も付けて地面付近まで延長するのですが、ここに雨水タンクを割り込ませて設置する予定なので、ひとますパイプを外側に向けておいて完了としました。

レシピのコツ・ポイント

実際に雨がどう流れるかを試しながら設置すると失敗を防げることがわかりました。勾配は付けなくても良いのかもしれませんが、少しだけでも勾配があったほうが集水器に無駄なく雨水が流れると思います。

やってみた感想

これで雨が無駄に跳ねることなく効率良く雨水を集められそうです。はやく次の工程の雨水タンク設置に着手したいです。

レシピを書いた人

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