レッズがWヘッダー連勝 秋山は2戦合計5出塁で勝利に貢献

レッズは本拠地グレートアメリカン・ボールパークでパイレーツとのダブルヘッダーを行い、第1試合は3対1、第2試合は9対4で勝利。連勝を3に伸ばして借金を3に減らし、ポストシーズン進出に望みをつないだ。レッズの秋山翔吾は2戦とも「1番・レフト」で先発出場し、1安打4四球で合計5度出塁してチームの勝利に貢献した。

第1試合は4回裏にジョーイ・ボットーの8号ソロで先制。完封ペースで投げていた先発のトレバー・バウアーが7回表先頭のコリン・モランに8号ソロを浴び、同点に追い付かれたが、7回裏二死から新人ホゼ・ガルシアがヒットで出塁し、秋山の代打に起用された新人タイラー・スティーブンソンが左中間へ2号サヨナラ2ランを放った。

レッズ2番手のライセル・イグレシアスが今季3勝目(3敗)をマークし、パイレーツ3番手のサム・ハワードは今季2敗目(2勝)。サイ・ヤング賞候補の1人であるバウアーは7回途中まで105球を投げて被安打4、奪三振12、与四球1、失点1という素晴らしいピッチングを披露し、勝利投手にはなれなかったものの、今季の防御率を1.74から1.71へ向上させた。

第2試合は1回表にモランのタイムリー二塁打で先制を許したが、2回裏にブライアン・グッドウィンの6号2ランで逆転に成功。3回裏にはボットーが9号ソロを放ち、リードを2点に広げた。ところが、4回表にジョシュ・ベルの7号ソロで1点差に詰め寄られ、5回表には新人ケブライアン・ヘイズの2号2ランで逆転を許した。

しかし、5回裏二死一・二塁からマイク・ムスターカスが5号3ランを放ち、再逆転に成功。6回裏は3連続四死球で無死満塁のチャンスを迎え、秋山の押し出し四球などでさらに3点を追加した。レッズ3番手のサル・ロマノが今季初勝利(0敗)をマーク。パイレーツ3番手のニック・ターリーが今季2敗目(0勝)を喫した。

秋山は第1試合で1打数ノーヒット2四球(四球、空振り三振、四球)、第2試合で2打数1安打1打点2四球(四球、セカンドゴロ、センターへのヒット、押し出し四球)を記録し、2戦合計で3打数1安打1打点4四球。5度出塁して今季の出塁率は.347まで上昇し、打率は.228、OPSは.630となった。

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