7回裏一挙5得点でパドレス8連勝! 首位ドジャースに1.5差

【ドジャース2-7パドレス】@ペトコ・パーク

7連勝中と勢いに乗るパドレスは、ナショナル・リーグ西部地区の首位に立つドジャースとの首位攻防3連戦を迎えた。パドレスが3連勝すれば首位が入れ替わる大事な3連戦の初戦は、クレイトン・カーショウ(ドジャース)とディネルソン・ラメット(パドレス)の投げ合いとなり、7回裏に一挙5点を奪ったパドレスが7対2で勝利。首位ドジャースとのゲーム差を1.5に縮めた。

先制したのはドジャースだった。3回表一死からオースティン・バーンズが四球を選んで出塁し、続くムーキー・ベッツがライトへの二塁打。一死二・三塁のチャンスとなり、コリー・シーガーのセカンドゴロの間にバーンズが生還して1点を先制した。

5回までカーショウの前にわずか2安打に封じられていたパドレスは、6回裏先頭のトレント・グリシャムが甘く入った速球を仕留め、ライトへの9号ソロで同点に追い付いた。7回裏には一死一・二塁のチャンスを作ってカーショウをマウンドから引きずり降ろし、2番手のペドロ・バイエズからホルヘ・オニャがタイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。その後もドジャースのミスなどで得点を重ね、一挙5得点のビッグイニングとなった。

8回裏には4番手のジョシュ・スボーツからウィル・マイヤーズが13号ソロを放ってダメ押し。9回表に3番手のピアース・ジョンソンがクリス・テイラーにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたものの、7対2で首位攻防3連戦の初戦を制した。7回98球を投げて被安打3、奪三振11、与四球2、失点1の好投を見せたラメットが今季3勝目(1敗)をマーク。カーショウは7回途中5安打3失点で今季2敗目(5勝)を喫した。

カーショウから同点弾を放ったグリシャムは「僕たちは今、本当に良い野球をすることができている。ライバルとの直接対決が楽しみなんだ」とチームの状態に手応えを感じている様子。パドレスがついにドジャースの地区連覇(現在7連覇中)を止めることになるかもしれない。

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