長崎県佐世保市島瀬町の親和銀行本店で、本店の歴史を写真などで振り返るロビー展が開かれている。30日まで。
10月1日に十八銀行と合併して「十八親和銀行」となるのを前に、これまでの歩みを振り返ろうと本店営業部が企画した。1948年当時の旧本店の外観や、札束の山を前に行員がお札を数える様子、現本店が完成した69年当時の店内など27枚が並ぶ。
同市高梨町の無職、長野町子さん(87)は「18歳の時から8年間、親和銀行で働いていた。10円札などを間違いがないように数えていたのを思い出した」と懐かしんでいた。
本店営業部の渋田朋佳さん(22)は「自分自身、歴史を知るきっかけになった。10月から新たな気持ちで頑張っていきたい」と話した。
親和銀行本店の歴史振り返る ロビー展 30日まで 佐世保
- Published
- 2020/09/15 23:51 (JST)
- Updated
- 2020/09/16 11:24 (JST)
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