松浦市民文化祭(市教委、市松浦文化協会主催)の作品展示が12、13日、志佐町の市文化会館であり、市民や小中学生らの作品約520点を展示。訪れた人たちの目を楽しませた。
今年は新型コロナウイルスの影響で舞台発表を取りやめ、作品展示だけ実施。会場には生け花、手芸、絵画、写真などのほか、小中学生の夏休みの工作や自由研究などを展示。昨年、姉妹都市締結30周年を迎えたオーストラリア・マッカイ市との交流の歴史を振り返るコーナーも設けられた。
小中学生の工作では、缶のプルタブを使った龍踊(じゃおどり)の「龍」の模型や、県内の地図に布や毛糸などを使って表現した各地の名産品を張り付けた作品などの力作がずらり。
子どもと一緒に訪れた同市星鹿町の小崎由起子さん(45)は「子どもたちの発想力、アイデアがすごい。悪病を退散させるという妖怪アマビエを折り紙などで表現した作品など、今どきの流行も取り入れている」と感心していた。
写真や工作など 520点展示 松浦市民文化祭
- Published
- 2020/09/17 15:30 (JST)
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