難役での好演が期待される井之脇海

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女優の吉谷彩子と俳優の井之脇海が、10月12日スタートのBSテレ東のドラマ「ハルとアオのお弁当箱」でW主演をつとめる。

一部スポーツ紙によると、同ドラマは、同名漫画の実写化で、オタク女子とジェンダーレス男子が同居し、心温まるお弁当を通した触れ合いによって前向きに生きていく姿を描く。

吉谷はドラマ初主演で、服や化粧よりもゲームやアニメにお金と時間を使う料理下手なハルを、井之脇は性別を超えたジェンダーレス男子で心優しいアオ役をそれぞれ演じるが、井之脇が難役をどう演じるかが注目される。

井之脇は児童劇団とほかの事務所を経て、16年7月から安藤サクラ、門脇麦、東出昌大らと同じユマニテに所属。

日本大学芸術学部映画学科演技コースを卒業したが、前事務所時代には、脚本・監督・出演作品である短編映画「言葉のいらない愛」が2015年に「カンヌ国際映画祭」のショートフィルムコーナー部門にて入選。クリエーターとしての才能の片りんをのぞかせた。

「もともと、芸能界に入ったきっかけは、飼い犬の病気と母親の病気により家庭内が重い雰囲気になり自分がかまってもらえなくなったと感じたため。そして、芝居そのものの楽しさに目覚め、映画『トウキョウソナタ』出演により、本格的に役者志望に。また、同作で共演した香川照之から『海、大学は出た方がいいぞ』と言われ、大学進学を決意した」(映画業界関係者)

18年のフジテレビ系「青と僕」で連続ドラマ初主演。今年は同局で正月に放送され話題になった、木村拓哉主演のスペシャルドラマ「教場」、放送中の同曲ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」に出演中。12月4日には出演する映画「サイレント・トーキョー」が公開される。

参考

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