インディアンス・プリーサックが「完全イニング」を達成

【インディアンス1-0タイガース】@コメリカ・パーク

インディアンスの先発右腕ザック・プリーサックがタイガース戦の2回裏に相手打線を9球で三者三振に抑える「イマキュレイト・イニング」(完全イニング)を達成した。インディアンスでは2017年7月7日(現地時間)のタイガース戦でカルロス・カラスコが達成して以来3年ぶりの快挙となった。

プリーサックは6番ホルヘ・ボニファシオをファウル2球で追い込み、外角低めへ逃げていくスライダーを振らせて空振り三振。7番ニコ・グッドラムは初球のチェンジアップで空振りを奪ったあと、高めの速球を2球連続で振らせて空振り三振に仕留めた。

そして8番オースティン・ロマインにはスライダーを連投し、初球ファウルのあと、2球連続で外角のスライダーを見逃して三振。わずか9球で打者3人をいずれも三振に仕留め、「イマキュレイト・イニング」を達成した。

プリーサックはその後も好投を続け、8回途中まで112球を投げて被安打5、奪三振11、与四球1、無失点という見事なピッチング。5回表にフランシスコ・リンドーアの犠飛で奪った1点が決勝点となり、インディアンスは1対0でタイガースを破った。

好投したプリーサックは今季4勝目(2敗)をマーク。今季は7試合に先発して防御率1.85と素晴らしいシーズンを過ごしている。インディアンス3番手のブラッド・ハンドが今季13セーブ目を記録し、タイガース2番手のタイラー・アレクサンダーは今季2敗目(2勝)となった。

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