東急田園都市線宮崎台駅周辺の約20店舗でつくる「さくら坂商店街」(川崎市宮前区)は、市発行のプレミアム付き商品券「川崎じもと応援券」の利用を促進するため、ガイドブックを発行した。応援券の使い方や利用できる約30店舗を紹介している。
ガイドブックには他に、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が増えている、総菜店や各店のテークアウト商品なども掲載している。
商店街の客らから応援券の購入方法や利用可能店舗が分からないとの声が上がっていたことから、企画した。市内初の取り組みといい、奥津茂樹会長(60)は「同じような動きが市内各地で広がってほしい」と期待している。
応援券は市内在住・在勤・在学者を対象に、1冊1万3千円分を1万円で販売するもの。市によると、87万冊の販売予定数に対し、購入希望数は現在、約47万4千冊。参加店舗も目標の5千店に対し、約4千店となっている。
ガイドブックはA5サイズで14ページ。2千部を発行。商店街加盟店などで無料で配布している。