レッズが勝率5割復帰 秋山はチャンスで代打送られ途中交代

【ホワイトソックス3-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

2013年以来7年ぶりのポストシーズン進出を目指すレッズは、4回裏に一挙5点を先制し、ホワイトソックスに7対3で勝利。本拠地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、勝率5割復帰を果たした。ナショナル・リーグの第8シード争いはレッズ、ブリュワーズ、ジャイアンツの3チームが勝率5割で並ぶ大混戦となっている。

レッズは4回裏に3連続四球で無死満塁の大チャンスを迎え、タッカー・バーンハートのショートゴロの間に1点を先制。代打アリスティデス・アキーノのサードゴロの間に2点目を奪い、再び満塁となってエウヘニオ・スアレスの押し出し四球、マイク・ムスターカスのチーム初安打となる2点タイムリーが飛び出し、一挙5点を先制した。

5回表にニック・マドリガルのタイムリーとホゼ・アブレイユのタイムリー二塁打で2点を返されたが、直後の5回裏にアキーノが2号2ラン。その後のホワイトソックスの反撃をエドウィン・エンカーナシオンの10号ソロによる1点のみに抑え、アメリカン・リーグ中部地区の首位を走るホワイトソックスを7対3で破った。

レッズ2番手のルーカス・シムズが今季3勝目(0敗)をマークし、ホワイトソックス先発のディラン・シースは今季3敗目(5勝)。なお、レッズのジョーイ・ボットーは3つの四球を選んで通算1211四球となり、ピート・ローズ(1210四球)を抜いて球団史上1位に浮上した。

レッズの秋山翔吾は「1番・レフト」で先発出場し、右腕シースに対して第1打席はファーストゴロに倒れたが、第2打席は四球で出塁。しかし、4回裏一死一・三塁のチャンスで迎えた第3打席は左腕ロス・デトワイラーとの対戦となったため、代打アキーノを送られてベンチへ退いた。1打数ノーヒットで今季の打率は.239、OPSは.650となっている。

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