ブルージェイズ・ウォーカーが好投で今季4勝目 山口は初ホールド

【ブルージェイズ6-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

勝率5割に逆戻りとなったブルージェイズは、先発のタイワン・ウォーカーが今季チームで初めて100球の大台を突破(104球)し、6回4安打1失点の好投を披露。フィリーズを6対3で破り、連敗を6で止めた。3点リードの8回裏に3番手としてマウンドに上がった山口俊にメジャー初ホールドが記録されている。

メジャー初登板初先発のアドニス・メディーナに対し、ブルージェイズは1回表に無死二・三塁のチャンスを作り、メディーナのボークとルルデス・グリエルJr.のタイムリーで2点を先制。ウォーカーは1回裏にディディ・グレゴリアスにタイムリー二塁打を浴びたが、その後はフィリーズに得点を許さず、104球で6イニングを投げ抜いた。

チャーリー・モントーヨ監督は「今日はウォーカーがカギだった。素晴らしかったよ。彼が我々に勝つチャンスをくれた」とウォーカーの好投を絶賛。100球以上を投げさせたことについては「ブルペンの層が薄くなっていたから長いイニングを投げてもらうことが必要だった」と説明した。

ブルージェイズは6回表にジョナサン・デービスのタイムリー二塁打で2点を追加し、7回表にはテオスカー・ヘルナンデスが16号2ラン。7回裏に2点を返されたものの、6対3で逃げ切った。ウォーカーが今季4勝目(3敗)をマークし、4番手のアンソニー・バースは今季6セーブ目。メディーナにはメジャー初黒星が記録された。

山口は3点リードの8回裏に3番手として起用されたが、先頭のジーン・セグーラにいきなり四球。二者連続三振のあと、ロマン・クインにも四球を与え、一・二塁のピンチを招いてマウンドを降りた。バースが代打のジェイ・ブルースをファーストゴロに抑えてピンチを脱出。2/3回無失点の山口はメジャー初ホールドをマークした(防御率6.35)。

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